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自動車関連

水素関連銘柄中長期的に見ていこう!次世代エコカー製造に向け注目!

 

これまで水素の主な用途は、エネファームなどの家庭用燃料電池でした。

しかし、普及と共に商品単価は下落し、市場としては頭打ちとなってきています。

 

そんな水素に注目が集まっている理由は、エコカーです。

エコカーと聞くと、EV(電気自動車)を想像する方が多いと思います。

 

実は水素を燃料とする「水素自動車」も環境に優しい車として期待を集めています。

 

今回は「水素」関連銘柄に関連する企業を取り上げ、株価動向やその背景について分かり易くご紹介したいと思います。

 

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水素(水素ステーション)とは?

「水素」関連銘柄とは、水素自動車の普及によって恩恵を享受する企業のことを指します。

富士経済のレポートによれば、国内における水素関連市場は飛躍的な拡大が想定されています。

 

現在では60億円程度の市場規模から、2030年度には2,410億円にまで拡大することが見込まれているのです。

現在を基準にすれば約10年後に40倍にまで市場が拡大することになり、これほどの成長率が期待出来る分野はかなり珍しいと言えるでしょう。

 

その大きな牽引役となっているのが、水素自動車です。

水素自動車は、電気自動車と並ぶエコカーであり、次世代自動車の1つです。

 

水素自動車のメリット

水素自動車の大きなメリットが環境負荷です。

電気自動車は、文字通り電気を燃料として走る車です。

発電には当然化石燃料を利用しますから、一定の環境負荷は避けられません。

 

一方水素は、化石燃料を利用したとしてもその時に発生する二酸化炭素を地下に回収・貯留することで大気への排出を抑制することが出来ます。

そして水素は、ビジネスの観点でもメリットがあります。

 

それは技術力です。

 

電気自動車は技術的なハードルが低く、様々な企業が参入しやすい環境にあります。

一方で、水素自動車は複雑な仕組みとなっており、日本の高い技術力が発揮されやすい分野なのです。

 

その結果、中長期的に普及が進んだ局面でも、高い収益性を確保しながらビジネスを展開することが出来るのです。

 

普及に必須なのは水素ステーション

こうした水素自動車の普及に重要なのが、「水素ステーション」の設置です。

水素はあくまで燃料ですから、走行中に燃料を補給する必要があります。

 

しかし、現状では水素ステーションの数はまだ不足しています。

そのため水素ステーションの設置には補助金が設けられており、政府も一体となって全国的な設置が進められています。

 

今後も水素自動車を利用しやすい環境整備が進むことから、水素ビジネスの市場は成長が期待されているのです。

 

・水素関連銘柄とは水素自動車の普及によって恩恵を享受する企業を指す
・水素ステーションの設置によって水素自動車市場は拡大が見込まれる
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「水素」関連銘柄が上昇する理由は?

「水素」関連銘柄が株式市場で注目されている理由は、中長期的な市場成長率の高さです。

先程もご説明した通り、今後10年で飛躍的な拡大が見込まれています。

その中で特に注目されやすい文脈が、水素ステーションです。

 

水素自動車の普及には水素ステーションの設置台数増加は必須事項。

 

経済産業省の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」には、水素ステーションの設置を2020年度までに160箇所、2025年度までに320箇所が目標として掲げられています。

 

そのため政府も設置を推奨するために様々な施策を用意しており、強力な後押しとなっているのです。

また自動車メーカーも水素ステーションの整備促進に向けて支援を行っています。

 

トヨタ自動車のHPには、同社に加え日産自動車、本田技研工業の3社が水素ステーション設置事業の運営経費を一部負担する内容の支援策が公開されています。

官民一体となった施策により、関連ビジネスを展開している企業にとっては強力な追い風となっています。

 

そうした背景から、株式市場では高い注目を集めているのです。

 

10日間で3倍強!【6901】沢藤電機

同社は自動車向けの電装品や船舶用の発電機などを製造・販売している企業です。

水素関連銘柄として認知されるきっかけとなったのが2017年3月21日のリリースです。

岐阜大学と共同で低コスト・低環境負荷の水素製造装置の開発に成功したのです。

 

このリリースをきっかけに、同社の株価はその後10日間で3倍強にまで急上昇しました。

株式市場における水素ビジネスへの期待感の高さを示す例と言えるでしょう。

 

製造技術で注目集まる。【3441】山王

同社は貴金属表面処理加工分野のリーディングカンパニーです。

電子機構部品における高い表面処理技術や、精密プレス金型の設計から加工までを手掛けるノウハウなどで強みを有しています。

 

そんな同社が、2017年1月12日に東京工業大学と共同開発した「金属複合水素透過膜」製造向け技術で特許を取得した旨の発表を行いました。

安価かつ効率的な水素製造が可能であり、水素ビジネスの市場拡大によって恩恵を享受する企業と認識され、同社の株価はこの発表後1週間で3倍まで急騰しました。

 

今後も新たなリリースによって株価が急騰する企業が現れるかも知れません。

 

・官民一体となった支援策を背景に、水素ステーション関連の銘柄に期待が集まっている
・中長期的な水素需要の高まりを見据え、水素の製造装置や特許技術を有する企業は注目されやすい

 

「水素」関連銘柄

 

【9543】静岡ガス 静岡県を地盤に都市ガスの製造・供給・販売を手掛ける企業。新たな技術の活用として、
水素ステーションの運用を掲げている。
【6858】小野測器 自動車開発現場向けに計測制御システムや解析システムを提供する企業。
水素自動車を始めとする燃料電池自動車向け製品の研究・開発を進めている。
【3441】山王 貴金属表面処理加工分野のリーディングカンパニー。東京工業大学と共同開発した「金属複合水素透過膜」製造向け技術で特許を取得
【6391】加地テック ガスコンプレッサや燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサを製造・販売する。水素ステーション向け圧縮機の製造に注力している。
【4976】東洋ドライルーブ 自動車機器を中心として、電子機器や光学機器向けに機能性被膜を提供。水素自動車向けに新機能製品の開発に注力している。
【7203】トヨタ自動車 グローバルでトップクラスの自動車メーカー。水素自動車「MIRAI」を製造・販売する他、水素ステーション関連企業に支援策を実施している。
【7267】本田技研工業 国内トップクラスの自動車メーカー。水素自動車「クラリティ」を製造・販売する他、水素ステーション関連企業に支援策を実施している。
【9532】大阪瓦斯 大阪を地盤に都市ガスの製造・供給・販売を手掛ける。保有技術を活用して水素ステーション用製造装置の商品化開発に取り組む。
【6331】三菱化工機 三菱グループで、都市ガスや石油、水素プラント設備の建設を手掛ける。水素ステーション建設の事業化に取り組む。
【4100】戸田工業 電子部品用材料や電磁対策部品等を製造・販売する企業。水素ステーションなどの水素製造分野に高い関心を持つ。

 

 

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おすすめ「水素」関連銘柄

【6366】千代田化工建設

市場 東証一部
業種 建設業
単位 100株
関連企業 日揮、東洋エンジ、大成建
企業概要 LNGや石油向けプラントの建設・運営を手掛ける企業。

注目ポイント
水素輸送・貯蔵システムの研究開発に取り組んでおり、将来的な水素関連銘柄として注目される可能性がある。

【8088】岩谷産業

市場 東証一部
業種 卸売業
単位 100株
関連企業 住友商、三菱商、丸紅
企業概要 LPガスや水素などの産業ガス事業を主軸として幅広いビジネスを手掛ける。

注目ポイント
研究開発において水素ステーション向け計量技術などに注力しており、関連銘柄として注目度が高い。

【5484】東北特殊鋼

市場 JASDAQ
業種 鉄鋼業
単位 100株
関連企業 大同特鋼、日立金、高周波
企業概要 素材の開発から加工までを一貫でサービス提供する特殊鋼メーカー。

注目ポイント
水素自動車向けに水素に強い特殊鋼の研究開発に取り組んでおり、製品化されれば一気に注目を集める可能性がある。

 

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まとめ

次世代の自動車として期待を集める「水素自動車」。

エコカーと言えばEV(電気自動車)が一般的となりつつあり、株式市場でもEV関連銘柄は株価が大きく上昇したりします。

 

一方で、水素自動車も見過ごせない存在です。

環境負荷や燃費効率、日本企業の優位性などの観点で、いずれEV同様かそれ以上に関心が集まる分野と言えるでしょう。

 

現在は水素ステーションの設置台数が水素ステーションの普及の課題となっていますが、政府による補助金や環境社会への潮流によって大きな市場となることが見込まれます。

合わせて、水素発電の普及によって安定的な水素需要が生まれ、大規模な水素サプライチェーンが構築されれば、コスト面でも優位性が出てきます。

 

未だ具体的な業績貢献は見込み難いですが、水素ステーションや水素自動車の技術開発に取り組む企業に注目してみては如何でしょうか。

 

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