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「好決算なのに、株価が下がっている」
「市場予測を下回ったはずなのに、なぜか株価は上がっている」
このような経験ありませんか?
減配やサプライズ決算、市場予測など、市場には株価に影響を与える材料(情報)というものが存在しています。
株価に対してポジティブ材料かネガティブ材料なのかを判断したのに、予想に反した動きをすることも少なくありません。
今回は、株の材料(情報)について取り上げていきます。
目次
1.材料(材料)とは
材料とは、ある銘柄に関する情報のことを指します。
例えば、決算はもちろんのこと、企業がTVで紹介されたり、不祥事を起こしたり、配当を増やしたり(増配)など様々な材料があります。
これらの材料は、企業のホームページやテレビ、ネットニュース、SNSや新聞など、様々な情報媒体から仕入れることが可能で、株式投資に活かせられるよう証券アナリストがまとめてくれたレポートなども情報収集に役立ちます。
2.材料が株価に与える影響
単純に「好決算」だから株価が上がる、というわけにはいかないのが株式投資。
なぜなら、その「好決算」という材料は既に株価に織り込み済みかもしれないからです。
2-1.株価に織り込み済みとは?
「好決算になるだろう」と予測している投資家たちの思惑買いが既に入っている状態のことを織り込み済みと言います。
織り込み済みでもさらに上がるケースがあるとすれば、投資家たちの予想している「好決算」の内容を大幅に上回っていることが条件となるでしょう。
反対に、予想通りの決算内容だった場合は材料出尽くしと判断され、予想よりも下回っていた場合などはより大きく売られてしまうことが予測できます。
そのため、大きな資金を動かす機関投資家は思惑買いによるリスクを避けるため、決算後にどのようなトレンドを形成するかなどの慎重な判断をしたうえでリスクヘッジをしつつ買いに入ります。
2-2.悪材料なのになぜ株価上昇するの?
売り上げが落ちたという「悪材料」でも、株価が上昇するケースも少なくありません。
例えば、企業が事故や不祥事を起こしてしまい、その直後から株価は下落したとします。
次の四半期決算で純利益の減少を発表したのに、株価上昇してしまうケースも十分に有り得ます。
これはなぜかというと、既に悪材料が織り込み済みだからです。
大きな事故があったのだから、当然利益は下がるだろうという予想がなされていて、事故のあった時点で純利益の減少を見込んだ売りが大きく出ているのです。
そのため、決算は良くなかったものの想定通りの結果だったことから、売られすぎていた分を買い戻すという動きに繋がったと考えることができます。
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3.材料が織り込み済みかを判断しよう
ポジティブな材料であっても、株価が下がるケースがあることはご理解頂けたかと思います。
では、株価に材料が織り込まれているかをどのように判断すればよいのでしょうか?
最も簡単な方法はアナリストの決算予想を見ることです。
アナリスト予想ではEPS(1株当たりの利益)などを用いて予想を出してくれます。
私たち一般投資家では知り得ない情報や、企業の決算書から読み取れる分析結果をもとに、より高度な情報を提供しているのでおすすめです。
最も重要となる売買タイミングの判断は投資顧問などの意見を取り入れる必要があります。
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4.材料をいち早く仕入れる方法!
リアルタイムで情報を得るには、SNSを活用する方法が最も早いです。
その反面、誤った情報も数多く存在しているため、情報を見極める判断力も必要となります。
情報が届くスピードは最も早いが、正確な情報でない可能性があります。
– テレビ
SNSほど情報が届くスピードは早くないが、正確さは増します。
– 新聞
情報が届くスピードは遅いが、最も正確な情報を発信します。
このように、メディアによって情報の速さや正確さに違いがあります。
デイトレードなどの短期投資にはSNSが有効となる場合が多く、中長期の投資であれば新聞や決算書などからより正確な情報を入手すると良いでしょう。
自分のタイプに合ったメディアの活用が成功への鍵を握ります。
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5.まとめ
「株は思惑で買って事実で売る」という言葉があるように、株価には将来への期待値が込められています。
景気のピークを迎える1~1.5年前に株価はピークを迎えている、と言われるのはこのためですね。
些細な材料にもアンテナを張って、小さな投資チャンスも見逃さない!
という姿勢で取り組んでいきましょう。