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ビジネス

2020年9月28日

航空機関連銘柄の市場規模は1,500兆円!?海外旅行ブームで成長市場へ

 

ウルトラファブリックス・ホールディングスは1.6倍!キクカワエンタープライズは3.0倍!!

 

世界的な海外旅行ブームを背景に、航空機市場が急成長しています。航空機市場は今後20年間で15兆ドル市場にまで成長すると予測されており、世界経済を牽引するセクターになるものと思われます。

日本企業は航空機産業において存在感を発揮しており、航空機関連銘柄は外国人投資家からも注目のセクターとなっています。

 

航空機関連銘柄に注目していきましょう!

 

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1.「航空機関連銘柄」に期待

日本企業が存在感を発揮する航空機関連銘柄に注目していきましょう。

1-1.「航空機関連銘柄」とは?

航空機関連銘柄とは、航空機に関わる事業を手掛けている銘柄の総称です。

具体的には、航空機本体を手掛けている重工メーカー、航空機の部品やエンジンを手掛けている材料メーカー、ANAやJALなどの航空会社などが挙げられます。

 

日本で航空機本体を手掛けているメーカーとしては、プライベートジェット「ホンダジェット」が世界首位のホンダ、国産ジェット機「MRJ」に期待が集まる三菱重工などが挙げられます。

 

航空機部品メーカーとしては、機体に使われる炭素繊維(カーボンファイバー)や航空機向け金属を手掛ける材料メーカーから、厨房設備や化粧室といった航空機用内装品を手掛ける銘柄まで多岐に渡ります。

 

世界の自動車市場で日本企業が強いことはよく知られていますが、部品メーカーを中心に航空機分野でも存在感を発揮している日本企業が多いことはあまり知られていません。

 

また、航空機に関するニュースとしては、防衛省の2019年度予算は過去最大となっており、ステルス戦闘機F-35Aに916億円、早期警戒機E-2Dに544億円の予算が計上されています。

 

1-2.なぜ「航空機関連銘柄」は株価が上昇するのか?

航空機関連銘柄が大きく買われる背景には、航空機市場は成長産業であることと、日本の航空機関連企業には国際競争力があることの2点が挙げられます。

 

世界最大の航空機メーカー「ボーイング」が2018年7月17日に発表した「2018年民間航空機市場予測」によると、航空機は今後20年間で新たに4万2,730機、金額ベースで6兆3,000億ドルの需要が見込まれると予測されています。

 

また、航空機市場の拡大に伴って、機体整備や部品供給などの航空機運航に欠かせないサービス市場も、今後20年間で8兆8,000億ドル規模にまで拡大すると見込まれています。

 

航空機市場の拡大が続く背景には、世界的に海外旅行ブームが起きていることが挙げられます。

 

日本でも、2018年に史上初めて外国人観光客が3,000万人の大台を突破するなど外国人観光客は増加の一途を辿っていますが、新興国・先進国に関わらず旅客者数は堅調に増加しています。

 

世界的な成長産業である航空機分野において、日本企業は存在感を発揮しています。

 

特に、ボーイング社と日本企業が蜜月の関係を築いていることはよく知られており、次世代中型ジェット旅客機「ボーイング787」での日本企業の分担比率は35%にまで達しています。

 

また、ホンダのビジネスジェット機「ホンダジェット」は、2018年にも納入機数が世界首位となり、2017年に続いて2年連続の世界首位となりました。

【ここだけチェック!】
  • 航空機関連銘柄には、航空機メーカーや航空機部品メーカー、航空会社などがある
  • 世界的な海外旅行ブームを背景に、航空機市場は成長市場となっている
  • ボーイング機への貢献を始め、日本企業は航空機市場で存在感を発揮している
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2.「航空機関連銘柄」の推移

航空機関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

2-1.決算発表を受け株価が大きく上昇

自動車や航空機、家具向け合成皮革の製造・販売を手掛ける【4235】ウルトラファブリックス・ホールディングスは、2018年の世界株安の中でも株価が大きく上昇しました。

 

同社は、航空機内装品向け合皮を手掛けており、航空機分野は自動車・家具と並ぶ成長セクター事業に位置付けています。

同社の株価は、2018年3月末には1,689円を付けており、7月には1,225円まで下落し、不調な値動きとなっていました。

 

その後は自律反発し、2018年11月に発表した決算が好調だったことを受けて大きく上昇。2019年3月初旬には一時2,849円まで上昇しています。

 

一時は落ち込んだものの、1年間では最大+68%の高い上昇率となっています。

 

2-2.好決算・配当金増額を受けて大きく上昇

製材・木工機械最大手で、工作機械も手掛ける【6346】キクカワエンタープライズも、航空機関連材料を手掛けていることから注目です。

同社は、航空機翼部分のリブや航空機胴体部分のアルミ部材を作る工作用機械を手掛けていることで知られています。

 

同社の株価は、2018年3月には3,380円を付けていましたが、この1年間一貫して上昇しており、2019年1月には10,270円にまで上昇しています。

 

多くのハイテク株が世界株安に見舞われたこの1年で最大3倍の上昇を遂げました。

 

同社の株価上昇を支えたのは、2018年5月に発表された好決算が一つのきっかけです。この決算では経常利益が+86%の増益となり、配当金が1円増額されたことで、大きく買われる材料となりました。

 

今回見てきたウルトラファブリックス・ホールディングスとキクカワエンタープライズの株価は大きく上昇しましたが、多くの航空機関連銘柄は世界株安の余波で下落しています。

 

【ここだけチェック!】
  • 世界株安の中、好調な決算を発表した航空機関連銘柄は大きく買われた
  • 世界株安の余波を受けて、多くの航空機関連銘柄はこの1年で下落している
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3.「航空機」関連銘柄

銘柄 備考
【3402】東レ 航空機向け炭素繊維
【4235】ウルトラファブリックス・ホールディングス 航空機向け合成皮革
【4619】日本特殊塗料 航空機向け塗料
【5302】日本カーボン 航空機向け炭化ケイ素繊維
【5471】大同特殊鋼 航空機向け金属
【6268】ナブテスコ フライト・コントロール・アクチュエーション・システム
【6346】キクカワエンタープライズ 航空機部材の工作用機械
【6807】日本航空電子工業 航空機用電子機器
【7011】三菱重工業 航空重工メーカー、国産ジェット機「MRJ
【7267】ホンダ ビジネスジェット機「ホンダジェット」
【7408】ジャムコ 航空機用内装品大手
【7721】東京計器 航空機計器大手
【9201】日本航空 大手航空会社
【9202】ANAホールディングス 大手航空会社
【9206】スターフライヤー 新興航空会社
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4.おすすめ「航空機」関連銘柄

最後に、注目すべき航空機関連銘柄を紹介します。

4-1.【7011】三菱重工業

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市場 東証一部
業種 機械
単位 100株
比較される銘柄 IHI、コマツ、日立造船
企業概要 総合重機大手。国産ジェット機「MRJ」に注目が集まる。

航空機関連銘柄の代名詞とも言える銘柄です。2019年に入ってから株価が回復してきています。

4-2.【7224】新明和工業

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市場 東証一部
業種 輸送用機器
単位 100株
比較される銘柄 極東開発工業、川重、ジャムコ
企業概要 ダンプカーやごみ収集車などの特装車メーカー。防衛省向け航空機も手掛ける。

予算が過去最大となった防衛省関連の航空機株としては同社に注目が集まります。

4-3.【6268】ナブテスコ

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市場 東証一部
業種 機械
単位 100株
比較される銘柄 三菱重工業、日本精工、不二越
企業概要 世界的部材メーカー。フライト・コントロール・アクチュエーション・システムで世界トップシェア。

フライト・コントロール・アクチュエーション・システムを始め多くの航空機部品を手掛ける。航空機部品関連では最注目の銘柄です。

【ここだけチェック!】
  • 航空機関連銘柄は大手企業が中心となるため、長期投資向けの銘柄が多い
  • 重工メーカーの三菱重工、航空機材料メーカーのナブテスコは航空機関連銘柄のバロメーターになる!?
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5.まとめ

2018年にはウルトラファブリックス・ホールディングスとキクカワエンタープライズは良好な決算を背景に上昇したものの、世界株安で多くのハイテク株が下落した例に漏れず、航空機関連銘柄も多くの銘柄が下落しました。

 

ただ、MRJの納入遅れなどで株価が優れなかった三菱重工業の株価が2019年の年明けから回復してきており、他の航空機関連銘柄にも波及することが期待されます。

 

世界の航空市場は、世界的な海外旅行ブームを背景に成長産業となっており、航空機関連銘柄は非常に息の長いテーマ株になる可能性が高いと見られます。

 

中長期的な視点で、航空機関連銘柄に投資してみてはいかがでしょうか。

 

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