プロ厳選3銘柄を先行配信中!
お役立ち情報をゲットしたい方はメールアドレスを今すぐ登録!
 個人情報保護に関する事項に同意する。
 利用規約、メール配信に同意し日本投資機構株式会社からのメールを受け取る。
 当サイトの反社会的勢力との関係遮断に対する基本方針に同意する。
 契約締結前交付書面を日本投資機構株式会社の配信メールに記載されているURLから確認又はPDFダウンロードにて受領し、契約締結時交付書面をご契約後にメールにて受け取る書面の電子交付サービスに同意する。※ご登録頂くコンテンツは、日本投資機構株式会社が運営するサービス名『キングトレード投資顧問』です。

ビジネス

2021年7月2日

人材派遣関連銘柄にもデジタル化の波!働き方改革でも注目のテーマ株を押さえておこう

【2146】UTグループは+371%!【2427】アウトソーシングは+411%!【2375】ギグワークスは+583%!【6070】キャリアリンクは+1,058%(テンバガー達成)!!

 

働き方改革でも注目の人材派遣関連銘柄が、デジタル化の流れを受けて大きな上昇となっています。

 

新型コロナの影響で労働市場は売り手市場が一転して買い手市場となるなど人材派遣市場には逆風ですが、新型コロナ禍で需要が高まっているデジタル人材への期待はそれ以上のものです。

 

人材派遣関連銘柄に注目していきましょう!

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

1.人材派遣関連銘柄とは?

 

新型コロナ禍でデジタル人材の需要が高まるなか、人材派遣関連銘柄にも期待が集まっています。

1-1.人材派遣関連銘柄の概要

人材派遣関連銘柄とは、人材派遣サービスを手掛ける企業を総称したテーマ株です。

 

日本の労働市場ではバブル崩壊以降、非正規雇用(有期雇用)労働者の割合が増加し続けています。

 

総務省の「労働力調査詳細集計」によると、1990年には有期雇用労働者が全労働者に占める割合は約20%でしたが、この30年間は増加し続けており、2020年には38.0%となっています。

 

日本がバブル崩壊してからの30年間で、非正規雇用割合は2倍近くになった計算です。

 

2020年の有期雇用者の内訳を見てみると、パートが1,049万人、アルバイトが475万人、契約社員・嘱託が401万人、派遣社員が143万人です。

 

派遣社員が労働市場全体を占める割合は2020年時点でも2.5%に過ぎず、非正規雇用の中心はパート・アルバイトとなっています。

 

今回注目していく人材派遣会社の売上高は、2000年代の小泉・竹中改革をきっかけに爆発的成長を遂げました。

 

一般社団法人「日本人材派遣協会」によると、2000年には1兆6,717億円だった人材派遣市場は、2004年3月の製造業派遣の解禁によって急増。リーマンショック直前の2007年には7兆7,892億円に達しました。

 

派遣が社会問題になったことやリーマンショックの影響から、2010年には5兆円程度まで落ち、2010年代はほぼ横ばい~微増となっており、2020年の人材派遣市場は6兆3,816億円となっています。

 

1-2.人材派遣関連銘柄は働き方改革関連銘柄として注目が集まる!

市場規模で見てみると、人材派遣市場は2007~2008年を頂点として、2010年代は横ばいとなっており、成長産業とは言えません。

 

しかし人材派遣関連銘柄は2017年から2018年に掛けてマーケットで注目テーマ株となりました。その背景にあったのは、安倍政権が積極推進した「働き方改革」です。

 

人手不足対策として政府主導で進められている「働き方改革」が好感され、人材派遣関連銘柄は働き方改革関連銘柄として注目されることに。

 

国策テーマ株となったことから、多くの銘柄が2017年から2018年に掛けて急騰する展開となりました。

 

2020年は新型コロナの影響で、それまでは人手不足で売り手市場だった労働市場が一転、買い手市場となってしまいました。

 

人材派遣市場にも悪影響が避けられませんが、一方でデジタル人材など専門スキルを持った人材派遣需要は高くなっています。

 

またテレワークを始めとする「新しい生活様式」に対応した働き方が注目されていることも、人材派遣関連銘柄には追い風となっています。

 

★注目ポイント1
・人材派遣関連銘柄は、国策テーマである「働き方改革」関連銘柄として注目される。
・コロナ禍で人材派遣市場は苦戦しているが、デジタル人材への需要は高い。また、「新しい生活様式」に対応した働き方が注目されていることも追い風に。

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

2.人材派遣関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2020年から2021年に掛けての人材派遣関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

 

2-1.新型コロナ相場でテンバガー達成!【6070】キャリアリンク

企業や官公庁向けの人材派遣や業務請負を手掛ける【6070】キャリアリンクは、2021年にテンバガー達成となった人材派遣関連銘柄です。

 

同社は、業務内容の一部を受託するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を柱としており、官公庁向けBPOに強い同社は、菅政権が進めるデジタル庁やマイナンバー関連でも注目を集める銘柄となっています。

 

同社の株価は、2020年1月初めには616円を付けており、コロナショックでは3月19日に300円まで下落。その後は反発し、2020年8月終値には797円を付けていました。

 

9月には菅政権のデジタル庁創設を受けて急騰し、2021年2月17日には3,475円まで上昇。

 

コロナショックから1年で11.58倍(+1,058%)のテンバガー達成となっています。

 

2-2.人材派遣関連銘柄の代名詞!【2168】パソナグループ

人材派遣大手の【2168】パソナグループは、人材派遣関連銘柄を代表する銘柄です。

 

同社の株価は2020年1月初めには1,563円を付けており、コロナショックでは3月23日に680円まで下落。

 

その後は反発し続けており、2021年1月14日には2,283円まで上昇しています。

コロナショックから1年の最大上昇率は+235%です。

 

ただ同社はコロナショックでは2020年1月比で-56%と半減以下まで一時暴落したように、人材派遣株は、コロナショックでの下落率が特に大きかったセクターであることは留意しておきましょう。

 

上記2銘柄以外の人材派遣関連銘柄を見てみると、製造業派遣の【2427】アウトソーシングは+411%、同じく製造業派遣に強い【2146】UTグループは+371%、IT人材派遣に強い【2375】ギグワークスは+583%などとなっています。

※いずれも2020年3月安値から2021年3月までに付けた高値の値。

 

いずれの銘柄もコロナショックでの下落率が大きかったことから、上昇率が高めに出ている傾向があります。

 

★注目ポイント2
・官公庁向け人材派遣を手掛ける【6070】キャリアリンクは、デジタル庁が好感されてテンバガー達成となった。
・人材派遣関連銘柄は2020年3月のコロナショックでは特に大きく下げたが、その後の新型コロナ相場では大反発している銘柄が多い。

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

3.人材派遣関連銘柄チェックリスト

 

人材派遣関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。

銘柄 主なサービス
【2181】パーソルホールディングス 人材派遣大手
【2168】パソナグループ 人材派遣大手
【2427】アウトソーシング 製造業向け人材派遣
【2146】UTグループ 製造業向け人材派遣
【2154】ビーネックスグループ 製造業向け人材派遣
【2375】ギグワークス IT人材派遣
【2429】ワールド 自動車向け人材派遣
【2471】エスプール コールセンター人材派遣
【6028】テクノプロ 製造業向け人材派遣
【6070】キャリアリンク 企業・官公庁向け人材派遣

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

4.オススメの人材派遣関連銘柄3選!

働き方改革でも注目・オススメの人材派遣関連銘柄を見ていきましょう。

4-1.【2181】パーソルホールディングス

チャート画像

市場 東証一部
企業概要 人材派遣大手。M&Aにも積極的。

パーソルホールディングスは、東証を代表する人材派遣関連銘柄です。人材派遣関連銘柄や働き方改革関連銘柄に迷ったら、大手人材派遣会社である同社か【2168】パソナグループのどちらかを押さえておけば問題ありません。

働き方改革へのマーケットの注目度を測るバロメータとしても見れる銘柄です。

4-2.【2146】UTグループ

チャート画像

市場 東証一部
企業概要 液晶や半導体など製造業向け人材派遣を手掛ける。

新型コロナ禍ではデジタル人材などの技術者派遣が注目されていますが、UTグループは半導体に強い人材派遣会社として知られています。

半導体は新型コロナ禍で絶好調であることもあり、同社はコロナショック以降は5倍近い反発となっています。半導体×人材派遣株として押さえておきましょう。

4-3【2375】ギグワークス

チャート画像

市場 東証二部
企業概要 BPO業務支援やIT人材派遣などのIT支援サービスを手掛ける。

ギグワークスは、IT人材派遣に強い人材派遣関連銘柄です。【6070】キャリアリンクがテンバガーをするなど、デジタル人材への注目度はマーケットでも高くなっています。

ただ、デジタル人材を手掛ける銘柄は人材派遣関連銘柄の中では最も注目度が高くなっている一方で、既に株価急騰しており、リスクも高くなっていることには注意が必要です。

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

5.まとめ

人材派遣関連銘柄は、新型コロナで売り手市場から買い手市場となるなど逆風が吹いているように思われますが、株価は好調です。

 

2020年3月のコロナショックでは、人材派遣関連銘柄は特に大きな下落となりましたが、その下落分だけ戻したことから、新型コロナ相場では大きな上昇率となっている銘柄が目立ちます。

 

特に【6070】キャリアリンクがテンバガー達成となり【2375】ギグワークスも5倍以上の上昇となるなど、デジタル人材を手掛ける人材派遣関連銘柄は一段高となっています。

 

長期的なトレンドで考えてみると、新型コロナの影響で一時的に雇用は減っているものの、少子高齢化・人口減少が長期に渡って続く日本では、働き方改革は必須です。

 

働き方改革関連銘柄としても、人材派遣関連銘柄は今後も要チェックしておきましょう。

 

 

CATEGORIES & TAGS

ビジネス,

執筆者:

プロフィール情報