プロ厳選3銘柄を先行配信中!
お役立ち情報をゲットしたい方はメールアドレスを今すぐ登録!
 個人情報保護に関する事項に同意する。
 利用規約、メール配信に同意し日本投資機構株式会社からのメールを受け取る。
 当サイトの反社会的勢力との関係遮断に対する基本方針に同意する。
 契約締結前交付書面を日本投資機構株式会社の配信メールに記載されているURLから確認又はPDFダウンロードにて受領し、契約締結時交付書面をご契約後にメールにて受け取る書面の電子交付サービスに同意する。※ご登録頂くコンテンツは、日本投資機構株式会社が運営するサービス名『キングトレード投資顧問』です。

投資法

2020年9月28日

ドラッグストア関連銘柄は高齢化とインバウンドに強い最強の小売りセクター!

 

薬局とスーパーの良いとこ取りをしたドラッグストアは、小売業で一人勝ちとなっています。

ドラッグストアは毎年5%以上の成長率で市場規模を拡大しており、高齢化社会とインバウンド需要に強みを持つことから、2020年以降にも成長を続けることが期待されます。

 

また新型コロナウィルスによってドラッグストアでマスクや消毒液の売り切れが相次いでいますが、インバウンド需要の減少も懸念されるため注意も必要です。

 

ドラッグストア関連銘柄に注目していきましょう!

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

1.ドラッグストア関連銘柄とは?

高齢化とインバウンドに強いドラッグストアは小売業では一人勝ちとなりつつあります。

1-1.ドラッグストアとは?

ドラッグストアは、風邪薬や胃薬といった一般用医薬品に加えて、健康食品や化粧品、食料品などを販売している小売業です。

ドラッグストアは薬の調剤に特化した薬局と、食料品や日用品を扱うスーパーの良いとこ取りをした小売形態となっており規模を拡大しています。

 

日本チェーンドラッグストア協会によると、2018年度のドラッグストアの市場規模は前年比+6.2%増の7兆2,744億円になったとのことです。

2016年度は前年比+5.9%増、2017年度は+5.5%増となっており、ドラッグストア市場は毎年5%以上の高成長を続けていることが分かります。

 

好調なドラッグストアを支えているのが、調剤の増加や食品・日用品の販売拡大、そしてインバウンド需要です。

 

特に日本の化粧品は外国人に人気があり、インバウンド消費をけん引しています。

つまり薬局やスーパーから顧客を奪い、増加し続ける高齢者と外国人観光客の需要を取り込んでいることが、ドラッグストア躍進の大きな要因です。

 

2020年以降には、高齢者はさらに増加し、世界的な海外旅行ブームも背景に外国人観光客もさらに増加すると見られることから、小売業ではドラッグストアの一人勝ちが続きそうです。

 

1-2.新型コロナウィルスによってドラッグストアに特需が発生?

新型コロナウィルスによって、マスクや消毒液が売り切れており、高額転売も発生していることが話題となっています。

ドラッグストアでもマスクや消毒液、トイレットペーパーなどの売り切れが相次いでいることがニュースでもたびたび報じられています。

 

また株式市場においては、マスクや消毒液を手掛けている新型コロナウィルス関連銘柄が暴騰することになりました。

これらの現象だけを切り取ってみると「ドラッグストアに特需が発生していてドラッグストア株は上がる!」と思ってしまいがちです。

 

しかし株式投資を行うには総合的な目線で考えることが必要であり、そう単純な話ではないことに注意が必要です。

確かにマスクや消毒液、トイレットペーパーによる特需が発生してドラッグストアが潤う面はあります。

 

ただその一方で、観光客が激減することによってドラッグストアが打撃を受ける面も多分にあるのです。

このため、新型コロナウィルス発生状況において、ドラッグストア関連銘柄は慎重に手掛けていく必要があります。

 

【ここだけチェック!】
  • ドラッグストアは薬局とスーパーの良い所取りをした小売形態。年率5%以上の成長を続けており、小売業では一人勝ちとなっている。
  • 新型コロナウィルスでは、マスクや消毒液などでドラッグストアに特需が発生する面もあるが、インバウンド激減による打撃を受ける面もあるため、投資する際は注意が必要。
【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

2.ドラッグストア関連銘柄の株価動向

2020年に入ってからのドラッグストア関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.ドラッグストア売上高1位!【3391】ツルハホールディングス

ドラッグストア「ツルハドラッグ」を展開する【3391】ツルハホールディングスは、ドラッグストア関連銘柄を代表する銘柄です。

同社は2019年度の売上高でウエルシアホールディングスを抜きドラッグストア業界トップとなっています。

また、店舗数も業界トップです。

同社の株価は、2020年1月初めには13,830円を付けていました。

新型コロナウィルスの広まりとともに売られており、3月10日には11,890円まで下落…。

年初からは最大-14%の下落となっています。

 

2-2.ドラッグストア業界2位!【3141】ウエルシアホールディングス

ドラッグストア「ウエルシア薬局」や「シミズ薬品」を展開する【3141】ウエルシアホールディングスも、ドラッグストア関連銘柄として抑えておくべき銘柄です。

同社は2016年から2018年まではドラッグストア業界で売上高トップとなっていましたが、2019年度にはツルハに抜かれて2位に転落しています。

 

株価は好調であり、2020年1月7日には7,260円の上場来高値を更新しています。

ただ、新型コロナウィルスは株価には逆風となっており、1月7日に高値を付けてから株価は下落。

 

2020年3月現在は6,600円前後で推移しています。

他のドラッグストア株に比べると下落率は小さくなっていますが、新型コロナウィルスによる特需が株価に寄与したと言える場面は現在の所は全くない展開となっています。

ドラッグストア業界1位2位の両銘柄は、新型コロナウィルスを受けていずれも下落していますが、この他のドラッグストア株も軒並み下落しているというのが実態です。

 

マーケットにおいては、マスクやトイレットペーパーなどの特需よりも、インバウンド落ち込みの方が懸念されているものと思われます。

 

【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

3.ドラッグストア関連銘柄リスト

銘柄 備考
【3391】ツルハホールディングス ドラッグストア「ツルハドラッグ」
【3141】ウエルシア ドラッグストア「ウエルシア薬局」
【3349】コスモス薬品 ドラッグストア「ディスカウントドラッグコスモス」
【9989】サンドラッグ ドラッグストア「サンドラッグ」
【3088】マツモトキヨシ ドラッグストア「マツモトキヨシ」
【7649】スギホールディングス ドラッグストア「スギ薬局」
【3098】ココカラファイン ドラッグストア「ココカラファイン」
3148】クリエイトSD ドラッグストア「薬CREATE」
【2664】カワチ薬品 ドラッグストア「カワチ薬品」
【3194】キリン堂 ドラッグストア「Kirindo」
【厳選テンバガー狙いの銘柄を無料配信中!】

 

4.オススメのドラッグストア関連銘柄3選!

長期投資におすすめのドラッグストア関連銘柄を抑えておきましょう。

4-1.【3141】ウエルシアホールディングス

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント ドラッグストア「ウエルシア薬局」を展開。ドラッグストア売上2位。

ドラッグストア2位のウエルシアホールディングスは、株価という点では最も好調なドラッグストア関連銘柄です。

新型コロナウィルスでやや下げたとはいえ、依然株価は高値圏を推移しています。

社会の高齢化が進み、インバウンド消費がさらに増えるであろう2020年以降の長期投資におすすめの銘柄です。

 

4-2.【3349】コスモス薬品

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント ドラッグストア「ディスカウントドラッグコスモス」を展開する。ドラッグストア売上3位。

コスモス薬品は、ドラッグストア業界で急速に成長しています。

出店攻勢によって、2019年度はドラッグストア売上3位に躍進しました。株価も高値圏で推移しており好調です。

取得単価が約220万円と個人投資家にはやや手を出しづらいのがネックですが、成長企業であることには間違いありません。

 

4-3.【2664】カワチ薬品

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント ドラッグストア「カワチ薬品」を展開する。ドラッグストア10位。

カワチ薬品は、ドラッグストア株の中でも配当利回りに優れます。配当利回りは約2.3%となっておりディフェンシブ株の中では高水準です。

成長セクターであるドラッグストアであるため、長期投資による値上がりも期待できます。

ドラックストア株の中では、【3194】キリン堂ホールディングスも同水準の配当利回りとなっておりおすすめです。

 

4.まとめ

ドラッグストアは、高齢社会やインバウンド需要を取り込み、小売業では一人勝ちとなっています。

長期的には株価が好調な銘柄が多くなっていますが、ニュース報道から来るイメージとは逆に、新型コロナウィルスの影響で株価は下げていることには注意が必要です。

 

マーケットでは、マスクやトイレットペーパー特需によるプラス面よりも、インバウンド需要が減るマイナス面の方が嫌気されているようです。

とはいえ長期的に考えた場合、ドラッグストアの一人勝ちは今後も続くものと考えられます。

 

また、ドラッグストアは出店競争が激化しており、マツモトキヨシとココカラファインの経営統合も決まるなど、市場全体では成長し続けるものの企業間の競争が激しくなっています。

ドラッグストアの業界再編のニュースについてはアンテナを張っておき、ドラッグストア関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

CATEGORIES & TAGS

投資法,

執筆者:

プロフィール情報