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テクノロジー

MaaS関連銘柄。移動革命が実現する!ますます便利な世界へと進化

「MaaS」という言葉をご存知でしょうか。

「Mobility as a Service」の略で、移動の利便性を高めるための様々なサービスのことを指します。

 

これまでバス・鉄道・自動車などの移動手段は、独立した事業者が運営しており、消費者は目的地まで「使い分け」をしてきました。

それは、消費者自身が時刻表を確認し、乗り継ぎ手順を調べることが前提となっていたからです。

 

しかし、そうした時代に大きな変化をもたらすことが期待されているのが「MaaS」です。

その圧倒的な便利さゆえに、今後「MaaS」ビジネスの市場規模拡大が見込まれています。

 

今回は「MaaS」に関連する企業を取り上げ、株価動向やその背景について分かり易くご紹介したいと思います。

 

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MaaSとは?

「MaaS」とは、「Mobility as a Service」の略で、移動の利便性を高めるための様々なサービスのことを指します。

 

国土交通省の交通政策研究所の資料には更に具体的な内容が記載されています。

 

これによれば、MaaSとはICTを活用して交通をクラウド化し、運営主体に関わらずすべての交通手段による移動を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念、と説明されています。

 

MaaSの登場によって利用者にはどのような変化があるのでしょうか。

例えば、自宅から10㎞離れたショッピングモールに行きたいとします。

 

いつもの方法は、最寄り駅から電車に乗って移動し、バスに乗り換えてショッピングモールに行きます。

しかしMaaSが実現した場合、利用者はスマホで目的地を入力するだけで、最適な移動サービスが提案されるのです。

 

最寄りのバス停からカーシェア用駐車場まで移動し、自動運転の自動車に乗ってゆっくり音楽を聴きながらショッピングモールに到着する。

夕方の電車は混雑することを踏まえ、従来とは異なるルートを提示してくれるのです。

 

個人のニーズに合わせて最適な移動手段を利用することが出来るというわけですね。

 

社会全体にとってもメリットがある

例えば、環境面への好影響です。

MaaSによって交通渋滞が緩和されれば、排気ガスなどのマイナス影響を軽減することが出来ます。

 

また地方では人口減少によって交通機関の最適な運用が課題となっています。

MaaSによって利用者から集められた利用・移動データを用いて最適運用が可能になるのです。

 

MaaSは未来社会の重要な一部を担うサービスと言えるでしょう。

 

・MaaSとは、移動の利便性を高めるための様々なサービスのことを指す
・MaaSは、利用者にとってはもちろん、社会全体にもプラス効果が大きい
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過去に上がったMaas関連銘柄

上がったMaas関連銘柄について抑えておきましょう。

世界のMaas企業に積極投資!【9984】ソフトバンクグループ

世界的な投資会社である【9984】ソフトバンクグループは、世界中のライドシェア企業に投資していることで知られるMaas関連銘柄です。

 

2018年10月にはトヨタ自動車との共同出資会社「MONETテクノロジーズ」を設立しており、2020年6月にはイギリスのMaas接続事業スタートアップ・スプリットグループ社への出資を発表しています。

 

同社の株価は、2020年1月初めには4,686円を付けていました。コロナショックで3月19日には2,609.5円まで大きく値を下げましたが、新型コロナ相場では買われており、8月4日には7,077円まで上昇しています。

2020年新型コロナ相場では最大+171%の上昇率となっており、東証一部の大型銘柄の中でもひときわ大きな上昇率となっています。

Maas関連銘柄の中では2020年に最も上昇している銘柄です。

 

Maas事業に力を入れる!【3710】ジョルダン

鉄道経路探索ソフトを開発する【3710】ジョルダンは、Maas関連銘柄として物色されている銘柄です。

 

同社は、2018年7月にMaas事業のための子会社「J MaaS」の設立を発表し、2019年11月には群馬県前橋市と交通ネットワーク再編の有効化に向けた技術協力に関する基本協定を締結するなどMaas事業に力を入れています。

 

同社は、2019年にはMaas関連銘柄として一時2倍以上の上昇となりましたが、2020年はやや苦戦している状況です。

 

同社の株価は、2020年1月初めには1,223円を付けていました。コロナショックでは3月13日に630円まで下落。

その後は反発しており、8月25日には1,480円まで上昇しています。

 

新型コロナ相場では最大+134%の上昇率となっていますが、10月初め時点では1,200円前後と年初の価格とほとんど変わりません。

2020年は新型コロナの影響で移動が制限されたこともあり、Maas関連銘柄の多くは停滞しています。

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「MaaS」関連銘柄リスト

 

【4420】イーソル 組込みソフトウェアやセンシング分野においてソリューションを提供する企業。MaaS向け製品の研究開発に取り組む。
【6985】ユーシン 自動車用のキーセットを始め、産業用機械や住宅機器向けの製品を提供する企業。MaaS向けの新製品開発に取り組む。
【6858】小野測器 自動車開発現場向けに計測制御システムや解析システムを提供する企業。MaaSへの対応を含めた中期計画を公表。
【3710】ジョルダン 「ジョルダン乗換案内」を始め、システム・ソフトウェアの企画設計なども手掛ける。これまでの知見を活かしMaaS事業への参入を公表。
【2185】シイエム・シイ マーケティング向けシステムや販売促進向けのサービスを提供する企業。MaaS参入に向けてモビリティ事業本部を設立。
【7203】トヨタ自動車 グローバルでトップクラスの自動車メーカー。MaaSを通じて自動車の新たな価値提供を目指して研究開発に取り組む。
【7267】本田技研工業 国内トップクラスの自動車メーカー。MaaSを通じて自動車の新たな価値を提供することで、事業機会が拡大する可能性がある。
【7201】日産自動車 国内トップクラスの自動車メーカー。三菱自動車がグループ企業。MaaSを通じて自動車の新たな価値を提供することで、事業機会が拡大する可能性がある。
【7261】マツダ 国内で高い知名度を誇る自動車メーカー。トヨタ自動車と提携。MaaSを通じて自動車の新たな価値を提供することで、事業機会が拡大する可能性がある。
【2432】ディー・エヌ・エー 「Mobage(モバゲー)」の名称で携帯端末向けにアプリを開発・運営する企業。MaaS分野で日産と提携。

 

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おすすめ「MaaS」関連銘柄

【2432】ディー・エヌ・エー

市場 東証一部
企業概要 交流サイト「モバゲー」運営。AIやMaasなどで多角化を進める。

ディー・エヌ・エーは、Maas事業に力を入れており、カーシェアサービス「Anyca」や国内最大級のタクシー配車アプリ「GO」を展開しています。

同社は、ソーシャルゲームのイメージが強いですが、AIやMaasといった次世代産業での多角化を進めていることから2020年代にはさらなる成長が期待できる銘柄です。

 

【4666】パーク21

市場 東証一部
企業概要 時間貸駐車場「タイムズ」を全国展開。カーシェアリングサービスは国内シェアトップ。

パーク21は、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」で圧倒的なシェアを誇っており、Maas関連銘柄として抑えておきたい銘柄です。

カーシェアリングサービスはMaasにおいても重要な位置付けとなることは間違いなく、同社は国内Maas市場の一角を担うことになっていきそうです。

 

【9020】JR東日本

市場 東証一部
企業概要 日本最大の鉄道会社。電子マネー「Suica」を使ったMaas事業にも注目。

JR東日本は、Maas関連銘柄としては必ず抑えておかなければいけない銘柄です。

交通系電子マネー「Suica」を軸に、日本の移動ビッグデータを抑えていることがMaasにおける最大の強みであり、日本のMaas市場の覇権に最も近い企業と言えるでしょう。

ただ、新型コロナの影響を最も大きく受けた銘柄の一つとなっており、新型コロナ相場でも株価は下落したままです。

新型コロナ収束後を見据えて要チェックしておきましょう。

まとめ

移動の利便性を高める「MaaS」。

自分に嗜好に合わせた移動手段が提案されると同時に、移動費はスマホで一括決済出来る。

外出することが億劫な人でも、MaaSによって「アウトドア派」に変わることがあるかも知れません。

 

MaaSの浸透によって、それくらい便利な世の中となるのです。

自動運転車の登場もMaaSにとっては大きな追い風です。

地方の高齢化が進む過疎地域では、最寄りの交通手段まで移動することも自ら運転することも困難な方が多くいらっしゃいます。

 

自動運転車を活用したMaaSを利用すれば、そうした課題も克服出来るかも知れません。

未だ具体的なサービス提供を行う企業は少数ですが、サービスや技術開発に取り組む企業に注目してみては如何でしょうか。

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