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テクノロジー

農業関連銘柄!IT技術を使ったスマート農業で変化の兆しが?おすすめ銘柄も紹介

 

オイシックス・ラ・大地は+117%!農業総合研究所は+161%!

 

日本の農業は、担い手の高齢化が進んでおり、人手不足も深刻化するなど、問題が山積しています。また、国際競争力も決して強いとは言えません。

 

衰退が続く日本の農業を救う切り札として、ICT技術やロボット、ドローンなどを活用したスマート農業に大きな注目が集まっています。

 

農業関連銘柄に注目していきましょう!

 

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農業関連銘柄とは?

日本の農業にもIT化の波が押し寄せており、ICT技術を活用したスマート農業に大きな注目が集まっています。

農業関連銘柄とは何か?

農業関連銘柄とは、トラクターなどの農業機械や農薬、種苗、飼料といった農業に関する事業を手掛けている銘柄の総称です。

日本の農業は、担い手の高齢化や人手不足が深刻化しており、国際競争力があるとは言えません。

2012年の世界の農産物輸出上位国を見てみましょう。

1位 アメリカの1,449億ドル
2位 オランダの866億ドル
3位 ブラジルの801億ドル
4位 ドイツの793億ドル
5位 フランスの702億ドル

日本の農産物輸出額はわずか33億ドルに過ぎず、世界57位に甘んじています。

現在、日本の農業が目指すべき姿として注目されているのは、世界2位の農業大国となっているオランダです。

 

オランダの人口は1,667万人と日本の10分の1以下で、農地面積も186万haと日本の455万haの半分程度に過ぎません。

 

オランダが農業大国となった背景には以下の3つが挙げられます。

・ヨーロッパの中央部に位置するため輸出で有利なこと。
・輸出単価が高い花き類や野菜に集中して生産していること。
・農業にICT技術を導入してスマート農業を実現したこと。

特にオランダを農業大国に押し上げる原動力となったスマート農業は日本でも注目されており、日本の農業復活の切り札として期待されています。

 

マーケットでも、旧態依然とした農業関連銘柄には全く資金が流入しておらず、農業関連銘柄で注目されるのはスマート農業に力を入れている銘柄が中心です。

農業改革で注目されるスマート農業とは?

スマート農業とは、ロボット技術やAIなどのICT技術を活用して、省力化・軽労化を進めかつ高品質生産を行うことで高い生産性を実現する農業のことです。

「農業ICT」とも呼ばれます。

 

スマート農業は、担い手の高齢化や人手不足が進む日本の農業の問題点を解決する切り札として期待が高まっています。

スマート農業の具体的な例としては、自動運転トラクターを使って農作業を自動化する、画像認識技術によって赤くなったトマトだけを収穫するといった方法です。

 

農林水産省はスマート農業を積極推進しており、民間企業も日本各地で実証実験実施。

震災の被害を受けた福島県南相馬市では、衛星利用測位システム(GPS)を搭載した自動運転田植え機を使った実証実験が進められています。

 

北海道旭川市の水田では、ドローンを使った栽培が行われており、毎年の収穫量の安定に大きく寄与しています。

スマート農業は、ロボットやAI、ドローン、自動運転など多くの注目テーマとも関わりがあることから、マーケットでも注目テーマの一つになりつつあるのです。

 

・日本の農業には問題が山積しているが、ICT技術を活用したスマート農業が切り札として期待されている。
・スマート農業はロボットやAI、ドローン、自動運転など多くの注目テーマとも関わりのあるテーマ。
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農業関連銘柄で上昇した銘柄とその理由

この1年間の農業関連銘柄の値動きを見ていきましょう。

農作物のサブスクリプションサービス!【3182】オイシックス・ラ・大地

野菜や青果物のネット販売を手掛ける【3182】オイシックス・ラ・大地は、新しい農業ビジネスを手掛けていることから大きな注目を集めています。

同社は、マーケティングデータをIT活用して顧客に合わせた食材を提供する宅配月額サービス「Oisix」が好調で、決算も良好となっています。

 

同社の株価は、2018年5月終わりには1146.5円(株式分割後の値で算出)を付けていましたが、営業利益が前年比4倍弱となったことなどが好感されて買われ、2018年12月には2,497円まで上昇しました。

 

この1年間では最大+117%の上昇となっていますが、高値を付けてからは下げており、2019年5月現在は1,250円前後で推移しています。

 

農産物流通のプラットフォーム革命!【3541】農業総合研究所

農産物流通の新しいプラットフォームを提供している農業×ITベンチャーの【3541】農業総合研究所も、この1年で大きく上昇している農業関連銘柄です。

 

同社は、全国の生産者・農産物直売所と提携し、新鮮な農産物を都市部のスーパーマーケットを中心としたオンラインショップ形式の直売所で委託販売するプラットフォームを提供しています。

 

同社の株価は、2018年5月終わりには449円(株式分割後の値で算出)を付けていました。

 

10月には良好な決算や日本郵政キャピタルとの資本提携が好感されて大きく上昇し、2019年1月には1,176円の高値を付けました。

この1年間で最大+161%の上昇となっており、2019年5月現在は700円前後で推移しています。

 

この1年間で上昇した農業関連銘柄2銘柄は、スマート農業との関わりは小さいですが、農作物流通の面で新しい農業ビジネスを手掛ける銘柄となっていることに注目です。

 

・2018年から2019年に掛けては、新しい農作物流通ビジネスを手掛ける農業関連銘柄が大きく上昇した。
・今後も、農業に関する新しい事業やビジネスを手掛ける銘柄に注目!
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農業関連銘柄リスト

農業関連銘柄リストを見ていきましょう。

【1377】サカタのタネ 種苗大手、創業100年以上の老舗企業
【2493】イーサポートリンク 青果の流通管理システム開発
【3182】オイシックス・ラ・大地 食材の宅配月額サービス「Oisix」
【3541】農業総合研究所 農産物流通のプラットフォーム提供
【3694】オプティム 農業向けマルチコプター型ドローン「OPTiM Agri Drone」
【4996】クミアイ化学工業 農薬大手、水稲用除草剤に強い
【6199】セラク 農業IoTサービス「みどりクラウド」
【6310】井関農機 農業機械国内3位、コンバイン・田植え機に強い
【6326】クボタ 農業機械国内1位、トラクターで圧倒的
【7732】トプコン スマート農業システム、トラクターの自動運転
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オススメの農業関連銘柄3選!

2019年に注目のおすすめ農業関連銘柄を3銘柄見ていきましょう。

【6326】クボタ

市場 東証一部
企業概要 国内1位・世界3位の農業機械のリーディングカンパニー。

クボタは、農業機械で国内1位・世界3位となっている農業機械のリーディングカンパニーです。

「農機自動化による超省力化」と「データ活用による精密化」を主軸に据えて、スマート農業の実現に向けた取り組みにも積極的。

農業機械関連では国内3位の【6310】井関農機にも注目しておきましょう。

なお、国内2位のヤンマーは非上場企業となっています。

 

【2493】イーサポートリンク

市場 東証ジャスダック
企業概要 次世代の生鮮流通サプライチェーンを実現するシステムを開発。

イーサポートリンクは、次世代生鮮流通サプライチェーンを実現する「イーサポートリンクシステム」の開発を手掛けています。

2018年には、農業の流通システム関連で【3182】オイシックス・ラ・大地と【3541】農業総合研究所が大きく上昇しましたが、イーサポートリンクは出遅れ株として2019年初めから大きく反発しています。

 

【3694】オプティム

市場 東証一部
企業概要 IoTプラットフォームサービスや遠隔操作ソフトを手掛けるIT企業。

オプティムは、スマート農業や農業ICTに力を入れていることで知られています。

農業向けマルチコプター型ドローン「OPTiM Agri Drone」や固定翼機型ドローン「OPTiM Hawk」を手掛けており、林業への参入も発表。

株価も高値圏で推移しており、おすすめの農業関連銘柄です。

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まとめ

農業の新しい流通プラットフォームを手掛ける農業関連銘柄に大きな資金が流入してきています。

 

一方で農林水産省も積極推進するスマート農業に関連する銘柄には、この1年ではそれほど大きな資金は流入してきていないようです。

日本の農業は、担い手の高齢化や人手不足が今後ますます深刻化すると見られており、スマート農業の導入が待たれます。

 

農業関連銘柄が継続的に買われる注目テーマになるかどうかは未知数の部分が多いですが、マーケットは日本の農業に変化を求めていることだけは確かです。

 

流通プラットフォームであれ、スマート農業であれ、日本の農業に変革をもたらす企業に投資家の資金が入ってくることはあれども、旧態依然とした農業関連銘柄に資金が流入することはありません。

 

スマート農業や農作物流通システムに関するニュースにはアンテナを張っておき、農業関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!

 

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