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医療

2020年9月25日

核酸医薬関連銘柄。新薬開発や業務提携の動きに注目しよう

 

核酸医薬は、医薬品におけるホットなテーマの1つです。

これまで治療法がなかった病気に対する薬も開発できることなどが、大きな理由となっています。

核酸医薬関連銘柄のなかには、塩野義製薬や日産化学などが1~2ヶ月で30%以上も上昇しました。

 

今回はそんな核酸医薬関連銘柄と、上昇した理由について解説していきます。

 

 

1.核酸医薬関連銘柄に期待

「核酸医薬」関連銘柄とは、遺伝子に作用して病気を治す薬を研究・開発する、あるいはこれに関連する企業をいいます。

1-1.「核酸医薬」関連銘柄とは?

核酸医薬は、いままでの医薬品とは大きく異なる観点でつくられることが特徴です。

このような医薬品開発に取り組む企業は、核酸医薬関連銘柄として扱われます。

 

多くの医薬品は異常なたんぱく質に作用することが特徴で、製造に手間がかかることがデメリットです。

一方で核酸医薬は、たんぱく質を合成する遺伝子そのものに作用することができます。

 

このため化学合成された医薬品よりも副作用が少ないメリットがあり、次世代の医薬品として期待が大きいのです。

また化学合成により安価で大量生産が可能といったメリットもあるため、医療費の抑制という観点からも魅力的でしょう。

 

各企業はがんや遺伝性疾患などの分野を中心に活発に開発を進めており、核酸医薬の市場は、2020年には5,000億円規模になるとの予測も。

今後続々と新薬が承認されれば、関連銘柄は投資家の熱い注目を浴びることが期待できそうです。

 

1-2.なぜ「核酸医薬」銘柄は株価が上昇するのか?

核酸医薬はさまざまなメリットがある一方、体内で分解されやすい、製造コストが高いなどのデメリットもあります。

このため2018年時点では、製品化された核酸医薬品は少数です。

 

医薬品は研究・開発に莫大なコストがかかるものの、開発した企業は一定期間の特許を得ることができます。

おおむね発売から10年程度は独占的に販売できますから、有効な医薬品を開発した企業は発売開始後に莫大な利益を上げることが可能なのです。

 

特に核酸医薬では、今まで治療できなかったがんや遺伝子疾患といった病気においても、治療薬の開発が期待されています。

そのため企業の利益向上につながり、株価の上昇も期待できるわけです。

 

一例として、塩野義製薬のインフルエンザ新薬があげられます。

新薬の有効性や安全性について良い試験結果が得られたことなどから、株価の大幅な上昇につながりました。

 

【ここだけチェック!】
  • 核酸医薬は、治療法のない病気などの治療薬を開発する方法として期待
  • 新しい薬が開発できれば莫大な利益を上げることが可能となり、株価の上昇につながる

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2.核酸医薬関連銘柄の推移

核酸医薬関連では上昇を続ける銘柄がありますので、その理由も含めて解説します。

2-1.【4507】塩野義製薬

まずご紹介したい銘柄は、塩野義製薬です。

同社は重症化および合併症を起こしやすいリスク要因をもつインフルエンザ患者について、これまで以上の有効性や安全性が確認されたことが発表されました。

これが好感され、株価が上昇!

 

また米国や台湾で新薬承認申請を行っており、今後の展開も期待できます。

株価は2018年7月6日時点では5.410円でしたが、9月19日時点では7,316円と2ヶ月半で35%も上昇しました。

 

2-2.【4021】日産化学

日産化学も、注目したい銘柄の1つです。

特徴として、独自の核酸構造を用いた核酸医薬品創薬基盤研究などを行う点があげられます。

 

同社は2018年7月6日、同業のルクサナバイオテク株式会社と共同研究契約を締結しました。

両社の保有する技術を結集し、新たな核酸構造による医薬候補品の創出を行うことが目的とされています。

 

これにより効果的な治療法のない病気の患者に対して、新たな治療法の提供を目指すとしております。

これらに加えて業績は好調であり、会社予想よりも業績が上回るとの予測から、株価は上昇を続けています。

 

2018年8月17日の株価は4,545円でしたが、2018年9月19日には6,050円と、1ヶ月間で33%の上昇となりました。

 

【ここだけチェック!】
  • 塩野義製薬は、インフルエンザの新薬開発で株価上昇
  • 日産化学は、新規核酸医薬品の分野で共同研究契約を締結

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3.主要核酸医薬関連銘柄

銘柄 備考
【2395】新日本科学 前臨床試験受託の最大手であり、基礎研究から臨床試験まで受託する。製剤にも注力中。
【4005】住友化学 総合化学の大手で、医薬品、農薬、電子材料等が稼ぎ頭。
【4021】日産化学 機能性材料と農薬が収益の柱で、医薬や基礎化学品も展開。核酸医薬はルクサナバイオテク株式会社と共同研究。
【4151】協和発酵キリン キリン傘下で、主力は医薬品やバイオ。富士フイルムとも提携。抗体高活性化技術に強み。
【4506】大日本住友製薬 住友化学傘下の医療用医薬品準大手。精神神経領域やがん、再生・細胞医薬分野に重点。
【4507】塩野義製薬 抗HIV薬や高脂血症薬、感染症、鎮痛分野に強い。2018年にインフルエンザ新薬を発売。
【4516】日本新薬 医療用医薬品が主体で、泌尿器系や循環器系、難病・希少疾患に強み。
【4568】第一三共 国内製薬3位。循環器や感染症に強いが、核酸医薬の研究も長い。がんや遺伝子疾患にも注力。
【4584】ジーンテクノサイエンス 北大発の創薬ベンチャーで、ノーリツ鋼機グループ。バイオ後発薬を主眼に。
【4974】タカラバイオ 遺伝子・再生医療研究用試薬や理化学機器の販売が主力。再生医療開発も。

 

4.おすすめ核酸医薬関連銘柄

これからの動きが注目の核酸医薬関連銘柄について、紹介します。

4-1.【4974】タカラバイオ

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市場 東証一部
業種 化学
単位 100株
比較される銘柄 大日本住友、第一三共、医学生物
注目ポイント 遺伝子治療や再生医療開発に注力。

遺伝子・再生医療研究用試薬や理化学機器販売が主な事業です。

超微量核酸解析領域において基礎研究から産業応用まで、幅広い製品やサービスを提供しています。

 

4-2.【4568】第一三共

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市場 東証一部
業種 医薬品
単位 100株
比較される銘柄 武田、大正薬HD、エーザイ
注目ポイント 製薬3位。1990年から核酸医薬の研究を開始。

国内製薬の大手で、循環器や感染症に強みを持つ企業です。

がん領域へも注力しており、核酸医薬では遺伝性疾患を中心に研究中を進めています。

 

4-3.【4506】大日本住友製薬

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市場 東証一部
業種 医薬品
単位 100株
比較される銘柄 武田、第一三共、アステラス
注目ポイント 住友化学系。精神神経領域や糖尿病に強い。

住友化学系の医薬品準大手で、医療用医薬品が中核事業です。

研究開発では、精神神経領域とがん、再生・細胞医薬分野に重点を置いています。

 

【ここだけチェック!】
  • 遺伝子治療やがん、再生・細胞医療分野を扱う企業に注目

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5.まとめ

核酸医薬は今まさに研究開発が盛んに進められている分野であり、これから続々と新薬のニュースが発表されることが考えられます。

新薬の開発が実現された場合は大きな利益につながるため、その企業の株価も大きく上昇することが期待できます。

 

特にがんや治療法の無い病気に対する新薬などの場合、世間の反応も大きくなる場合もあるでしょう。

各社でどのような研究を行っているかは公式Webサイトで確認できますから、チェックすることがおすすめです。

 

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